【親子で楽しむ歌舞伎教室】の体験談!料金や観劇できる年齢についても紹介!

【親子で楽しむ歌舞伎教室】の体験談!料金や観劇できる年齢についても紹介!のイメージ画像 観劇
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小学生の娘と国立劇場に歌舞伎を見に行ってきました。

私は以前から歌舞伎に興味がありましたが、なかなか行く機会もなく少し敷居が高い気がしてためらっていました。

しかし、国立劇場では夏休み期間中に親子で楽しむ歌舞伎教室という子供向けの演目が上演されているのをご存知でしょうか?

”親子が対象”ということもあり、思い切って娘といってみました!

・歌舞伎教室に興味があるけれど、服装やマナーが気になる
・歌舞伎教室でどんなことを体験するのか知りたい
・歌舞伎教室がどんな雰囲気なのか知りたい

などの気になる疑問について紹介します。

今回は親子で初めての歌舞伎観劇に行った体験談をお伝えします。

親子歌舞伎教室の体験談!服装やマナーについても!

子供と会場に行った時の体験談や、当日に感じた服装やマナーについての雰囲気をお伝えします!

親子歌舞伎教室の体験談

今回の歌舞伎の舞台は親子が対象ということもあり、とても分りやすい構成になっていました。

内容は

  • 一部・解説・歌舞伎のみかた【レクチャー】
  • 二部・本編の紅葉狩(もみじがり)【観劇】

の二部制でした。

一部・解説・歌舞伎のみかたには、本編のにも出ていらっしゃる役者さんが舞台に出て来られて、

  • 実際の演者
  • 黒子
  • 浄瑠璃
  • 三味線
  • 長唄

の方々についての紹介をしてくれました。

簡単な実演もしてくださり、これから舞台を見る上で想像しやすかったです!

その中でも、歌舞伎の世界独自の技法である

  • 音の効果
  • 台詞回し
  • 有名な歌舞伎の見栄

などを子供向けのわかりやすい解説で、歌舞伎初心者の私にもとても勉強になりました。

実際の歌舞伎役者さんが歌舞伎について解説をしてくださるなんてとても贅沢ですよね!

私が歌舞伎ならではだと思ったのは

  • ポーズによる感情の仕草
  • 効果音が出す場面の状況
  • こうしたら物語が終わるという合図

などを分かりやすく解説してくだささったことです。

”歌舞伎といえばこれ”のような、なんとなく私が感じていたイメージにも“型”があると分り、先人の役者さん方が積み重ねてきた歴史の深さを感じました。

実際本編で観た時に子供と一緒に顔を見合わせて「これさっき言ってたね!」という感じで一緒に楽しむことが出しました。

二部・本編の紅葉狩(もみじがり)については、簡単に言うと鬼退治のような物語を親子で観劇しました。

先に物語のあらすじや見方を教えてくださったので、イメージが湧きやすかったです。

言わずもがな、男性が女性も演じるのが歌舞伎。

ここでは女方の役者さんがたくさん出てきて、仕草や着物姿が本当に綺麗だったのがうっとりしました。

これも歌舞伎の醍醐味ですね♪

1時間弱という時間も歌舞伎初心者のわたしたちに親子にはちょうど良い長さでした。

初めて歌舞伎役者さんを目の前で見て、声の出し方や立ち振る舞いにただただ圧倒されまくった時間を過ごしましたよ!

イヤホンガイドを借りていたにも関わらず、私も娘も実際の舞台の声が聞きたくなったので最終的にイヤホンを外して観劇していました。

イヤホンガイドで情景の解説を聞きながらの観劇も良いですが、ぜひ生の舞台の音を聞いてほしいと思います!

歌舞伎教室におけるおすすめの過ごし方

私のおすすめの劇場での過ごし方として、観劇の上演までの間や休憩時間での記念撮影をすることです。

会場内にはフォトスポットがたくさんあります。

来場記念にお子さんと一緒に写真を撮られている方が沢山いました。

フォトスポット以外でも会場自体が趣があり、どこで撮っても絵になるなと思いました。

普段はなかなか足を踏み入れない場所ですから貴重でした!

特設フォトスポットの様子はこちら↓

親子歌舞伎教室の特設フォトスポットの参考画像

常設展示の前も記念撮影に使えます↓

国立劇場の常設展示前での記念撮影の参考画像

会場を動き回って色々なところで撮影できたので、国立劇場の見学がてら休憩時間も充実して楽しめました。

イヤホンガイドは必要?料金と借りられる場所は?

今回、観劇のお供としてあって良かったものは”イヤホンガイド”です。

イヤホンガイドとは、歌舞伎の上演中にイヤホンから流れてくる説明を聞きながら観劇できるというものです。

歌舞伎には独特な台詞の言い回しや、音による情景のきまり事などがあり、慣れないと大人でもなかなか物語についていくのは難しいかもしれません。

そこで、イヤホンガイドが役に立ちます!

イヤホンからは、「今〜をしているところです」など、その時の情景を説明してくれるので、物語を把握しやすくなります。観劇初心者にはオススメです!

当日は、イヤホンガイドを貸し出してくれる場所が劇場前と中にありますので、希望する場合は入場前に余裕を持って借りてもいいし、やっぱり借りればよかった〜、という方でも中で借りられるので安心。

500円で当日レンタルできて、個別に包装されているので衛生的でですし、比較的安価で気軽に借りられることが嬉しかったです。

有料ですが、私が公式サイトから購入したチケットにはイヤホンガイドのクーポンがついていて、少しお安く借りられました。

歌舞伎観劇の服装は?

歌舞伎教室兼観劇には、何を着て行ったらいいのかわからない!と思う方も多いのではないのでしょうか?

実際わたしたち親子は、夏という季節もあり、このような服装でいきました↓

親の私 服:カットソーにカーディガン×パンツ
足元:サンダル
子供(小学生) 服:カーディガン×ワンピース
足元:フラットシューズ

結果的に、この服装で浮くことなく問題ありませんでした。

基本的には服装は何でもOKです。

理由は、私が見た限りTシャツやパンツ姿など普段着の方がほとんどだったからです。

夏という季節もあり、サンダルを履いた方もたくさんいました。

ただ気をつけたいのは、いくら普段着だからといって流石に近所のコンビニ行くような格好は避けておきましょう。

サンダルもつっかけのようなものだと、子供だと慣れない会場内の段差などで怪我をしてしまう可能性もありオススメできません。

さらに中にはこの日を特別なお出かけとして来られている方も多く

  • おしゃれをしたよそ行きのワンピースを着たお子さん
  • 着物を着たお母さん

もいました。

歌舞伎親子鑑賞でおしゃれも楽しむのも素敵だなと思いました。

また、劇場の席は隣の方と近いので、香水などの匂いが強いのも気をつけておきたいですね。

劇場での過ごし方やマナー

マナーとして気をつけたいのが、休憩中の食事や大声での会話。

基本的には休憩時間に軽食などを取ることができないので、水分補給やアメなどの持参に留めましょう。

もちろん、いくらお子さんがたくさんいるとは言え、大声での会話も控えた方がいいと思います。

たくさんの方が舞台を作りあげるために頑張ってますし、私たちの楽しみを無くさないためにも、気をつけたいマナーです。

親子で楽しむ歌舞伎教室の料金や観劇できる年齢について

親子で楽しむ歌舞伎教室のチケットについてや推奨年齢を紹介します。

チケットの料金は?

チケットは18歳以下のお子さんと親子セットで申し込みが必須となりますが、親子二人合わせても5000円もしないのでとてもリーズナブルに日本文化を堪能することができます。

通常の歌舞伎鑑賞だと一等席だと18,000円くらいなので、この歌舞伎教室がリーズナブルだとわかりますよね。

大人と子供であれば良いので、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に行くのもありです!

公式サイトからの予約だと席も指定することができますので、発売日あたりにチェックすると前の方や花道の近くを取ることもできますよ!

一等席 2500円 二等席 2000円
全席 1500円

↓歌舞伎 親子券 お申し込み方法はこちらです
国立劇場チケットセンター

観劇できる年齢は?

パンフレットには推奨年齢が高学年以上とあります。

実際は、夏休み期間中だったのでたくさんのお子さんが来ていて、中には小学校低学年くらいの小さいお子さんも結構いたかなと思いました。

上限は18歳ですが、下は特に制限がなかったので、お子さんに少しでも興味があれば良い体験になると思います。

まとめ

今回は、親子で楽しむ歌舞伎教室について

  • 体験談
  • 料金観
  • 観劇できる年齢

を詳しく紹介しました!

私も娘も始めての歌舞伎観劇でしたが、 公演自体にに子供向けの解説が組み込まれているので演目の内容は子供や初心者でもよく分かりました。

上演時間もちょうどよくチケットも求めやすい価格なので、子供には勿論ですが、大人にも気軽に伝統文化を学ぶ良い機会だったと思います。

毎年夏休み期間に行われていますので、お子さんの成長に合わせて親子で日本文化の学びにおすすめですよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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