こんにちは!
私はミュージカルが大好きでよく観劇に行くのですが、子供が小学生になってからは親子観劇の幅も広がり、先日7歳子供と劇団四季のキャッツを観に行ってきました!
猫を飼っていて猫好きな私たちは「猫の話!行ってみよう!」というくらいの感覚で行ったのですが、終始大興奮の連続でした〜!
今回は劇団四季キャッツについて
- 7歳子供と行ってきた感想
- 子供との体験談
を詳しく紹介します。
これを読んで、キャッツに興味のある方やお子さんを連れて行こうとしている方は参考にして観てくださいね〜!
早速みていきましょう!
劇団四季キャッツを7歳子供と行ってきた感想
今回は特になんの前情報も持たずに観劇をしたのですが、それが良かった点もありつつ失敗したな〜と思う点もありました。
私が娘とキャッツを観て感じたことを紹介しますね〜
キャッツを観て感じた事
舞台が始まってから最初の方はこの世界観を理解しようとするところから始まりました。
今回まず感じたのは、キャッツってあらすじが特にないんですね。
キャッツは今まで見たことがなく内容なども知らなかったので、主役を中心に物語が進むという概念のない世界観に最初は戸惑いを感じたのです。
私はよく、ストーリーや登場人物などをあらかじめ調べて頭に入れてから観劇に臨むことが多いのですが、今回はすっかり油断していました!
キャッツ→なんか可愛い→わかりやすそう、と思い込んじゃっていたんですね〜
結果、奥が深かった!
あらすじがもちろん無いわけではないのですが、このミュージカルの ”キャッツ=CATS” というのは夜に集まるストリートキャッツがメインでそれぞれが主役です。
1匹1匹のバックグラウンドに焦点を当てて、個々が1つの場面の主役になり、自分を歌やダンスで表現し紹介していき、そこから大まかな流れへと繋いでいくという
なんとも壮大なスケールの自己紹介ミュージカル
だと思ったのです。
ここまで理解するのに時間がかかり、正直私は「予習せずに観てしまったから出遅れた〜!」と思いました。。。
娘も最初は少しポカーンとしていて^^;キョロキョロしたりしていましたが、ダンスや歌がはじまるとすぐにどんどん入り込んでいって、拍手も食い気味になっていましたよ!
私よりさっさとキャッツの世界に入っておりました〜!
大人はすぐに話の内容や流れを理解しようとするので、それが私の(キャッツ自体に)出遅れた理由でしょうね^^;
やっぱり私は予習してから観劇するのが自分に合っているな、と思った瞬間でした。
娘の方がよっぽど目を輝かせながら目の前のパフォーマンスを全身で楽しんでいるな〜と感じましたね♪
本能で楽しんでる娘!
これが子供の順応性の凄さです。
このように
前情報がなく良かったと思う点は、1匹1匹が次々と全く異なる場面を作っていくので、次々に繰り広げられる場面ごとにワクワクしながら見ることができたことでした!
一つの場面が一匹の人生を表しているという視点で観ると、猫を通して深いメッセージ性を込めた解釈もでき、作品をより堪能できるでしょう。
これらを含めて、もう一度違う視点から観てみたいですね〜。
また、もう少し娘が大きくなってまた観ることがあったら、事前にこんな流れでこんな風にストーリーが進んでいくよ〜と伝えておいてから観せるのもいいなと思いました!
圧巻の歌とダンス
劇団四季キャッツの歌やダンスは本当に圧巻でした!
とにかくすごいと思ったのは、
- 全身の動き
- 細かい手や足の仕草
- 表情
動き全てが猫の中、それをベースに舞台全体を使って歌って踊るのです!
完全に猫になりきっている人間が人間の体で猫を表現している。
舞台上では当然のように行われていることに最初は混乱しながらも、ただ目の前の美しい表現に魅入ってしまいます。
また、”キャッツ”というだけあって、100%登場人物は猫です。
それが、一匹一匹の動きやメイクに至るところまで全て役者さんの猫へのこだわりを感じられます。
猫でもない、人間でもない、そういう生き物が舞台上に生きている錯覚にとらわれるほどでした!
たくさんいる猫たちの中でも、私のお気に入りの場面は
- マンゴジェリーとランペルティーザ(小泥棒)の場面
- スキンブルシャンクス(鉄道猫)の場面
でした!キャチーなナンバーで盛り上がりました〜♪
娘は本人がバレエを習っているということもあり、ダントツで白猫のヴィクトリアのダンス(バレエ)のシーンが忘れられなかったらしく、観劇後もず〜〜っとその話をしていました!
そして私たちがとにかく忘れられなかったと意見が合ったのはグリザベラ(元娼婦猫)の『メモリー』
この猫は物語の流れの鍵を握っていて、この曲も劇中何度か歌われますが最後に歌い上げるシーンは本当に素晴らしかったです!
最終的に彼女は、この物語の中心である ”一匹だけ天上で新しい人生を生きることのできる選ばれし猫” に選ばれます。
汚く忌み嫌われる存在から希望を見つけ、伸びやかに堂々と歌う姿は神々しくもありました!
『メモリー』という曲は昔から知っていましたが、キャッツの曲だったんだ!と改めてこのミュージカルの歴史の深さを感じました。
娘には初めて聴く曲でしたが、すぐに口ずさむほど気に入っていました。(子供が歌うには歌詞が深すぎる気がしますが。。。^^;)
後に調べたら、このキャッツは劇団四季でも特に歌やダンスに特化した役者さん方が集められたという事ですので、お芝居以外にも
- 目で見て楽しむ
- 体で感じて楽しむ
という楽しみ方ができました!
キャッツは歌とダンスが中心なので、7歳でもしっかり楽しむことができると分かりました!
劇団四季キャッツ7歳子供との体験談
今回のキャッツは今までにない発見の連続でした!
これまで娘と行った観劇の中でもとにかく珍しいと思った事や子供との観劇体験を紹介しますね〜♪
猫だらけの観劇
二匹の猫たちと猫グッズに囲まれて暮らしている私たちからすれば、まず会場前に着いた時点で、猫の顔をした劇場にテンションが上がりまくりました〜!
猫の目が可愛い会場の建物はこちらです↓
観劇なしで普通に通りかかっても写真を撮るレベルに可愛いですね〜♪
グッズも猫だらけで、特にパンフレットは黒猫をモチーフにした猫バッグ付きのものもありました!
パンフレットだけでも購入できますが、我が家も今回はプラス300円で猫バッグ付きをGETしましたよ〜
このように黒猫バッグにパンフレットが入ります↓
バッグがなんと我が家の黒猫そっくり!ということで、バッグもつけちゃいました(笑)
子供との観劇のチェックポイント
中に入ったらまずすることは、子供用座席クッションを借りることです!
これは何度か子供と観劇してきて学びましたが、劇団四季はクッションを求めて並ぶ人数が多いのです。
なぜなら、借りられる身長制限が130センチ以下だからです。
小学生くらいのお子さんでも身長に合わせて借りることができるるのは嬉しいですね〜
次は、自分の座席の近くのトイレチェックです。
小学生ともなるとさすがに途中で席を立つこともないと思いますが、これは念の為。
とにかく幕間のトイレへの列がズラ〜〜と並びますので、いち早く済ませて、あとの時間はパンフレットを見たり写真を撮ったりしたいものです。
また、劇団四季の観劇では入場時に配られる”子供向けの観劇マナーブック”があります。
イラストでわかりやすく子供向けに観劇マナーを書き記してあるので、子供連れの方は開演前に目を通させるといいですよ〜
こだわりの劇場
劇場内に入ってびっくり!
会場全てにストリートキャッツをイメージした装飾がなされ、しかも全て猫目線の大きさで作られていたのです!
お菓子のパッケージや古びたおもちゃなど(いわゆるゴミのようなもの)で、自分の倍以上の大きさになって会場の至る所に無数に装飾されていましたよ〜
娘も私も大興奮でゴミあさり(笑)!
どんなゴミオブジェがあるか探すのも楽しめました〜♪
しかも私が行った時は幕間の時間に、自由に舞台上に上がって舞台の上を見学できたのです!
舞台上にはストリートキャッツの住処であるようなドラム缶などがたくさんあり、その周辺の至る所にも空き缶などの細かい装飾!
まるで宝探しをしているように隅々まで娘とどんなものがあるか見学しました。
そんな中でも一番驚いたのはこの舞台。。。ナナメなんです!
舞台の奥から客席に向かって低くなっていて、私たちにとっては慣れない傾斜に普通に歩くのも足元がふらつくような感覚でした。
「え!?この舞台で踊って歌ってんの(*_*)!?!?」
と、私も娘もとにかく驚きましたし、何よりそれを幕間まで全く感じませんでした。
きっと自分で舞台に立たなければ気づくことはなかったと思います。
後に調べたら、この舞台”2度”客席に向かって傾いてるという事です!
理由は、四つん這いになって猫の動きをするキャストさんたちの動きを綺麗に見せる為。。。(感動!)
こんなこだわりだらけの舞台だからこそ、何年にも渡ってたくさんの人の心を動かすのですね!
まとめ
今回は劇団四季の『キャッツ』について
- 7歳子供と行ってきた感想
- 子供との体験談
について詳しく紹介しました。
とにかくキャストさんのパフォーマンスは絶品です!
内容はオムニバス仕立てで、シンプルなようで実はとっても奥が深い。
少し独特な世界観なので、ある程度ストーリーや流れを知ってから観劇すると、よりこの世界観に入り込めるのかな〜と思いましたよ。
会場内の楽しい装飾も含め、体感で楽しめる舞台だと思うので、子供から大人まで一緒になって大興奮間違いなしですよ〜!
ぜひ、これを参考に劇団四季”キャッツ”を楽しんでくださいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
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